北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
2025年北海道華僑華人春節聯歓会
一年前、国連で「春節」を「国連の祝日」に指定する決議が採択され、今年で2回目の春節を迎えます。2025年1月29日は旧暦の中国伝統的な正月「春節」にあたります。また、先月、中国の春節はユネスコ(国連教育科学文化機関)により「人類無形文化遺産」に登録されました。

これを祝い、中華人民共和国駐札幌総領事館の呼びかけのもと、北海道在住の華僑華人5団体が初めて共同で春節を祝う「2025年北海道華僑華人春節聯歓会」を開催しました。このイベントは「国連の祝日」と春節の「人類無形文化遺産登録」を記念するもので、2025年1月25日にプレミアホテル中島公園札幌2階の宴会場「コンベンションホール」で行われました。

主催は、北海道華僑華人5団体(北海道中国会、北海道札幌華僑総会、北海道華僑華人連合会、北海道在日中国科学技術者連盟、北海道新華人商会)で、後援は中華人民共和国駐札幌総領事館が担当しました。当日は、北海道副知事、札幌市副市長、北海道議会副議長、札幌市議会議長、各日中友好団体の会長や理事長、衆議院議員、北海道議会議員、札幌市議会議員、さらに財界や経済界、マスコミの代表、留学生代表、そして北海道在住の華僑華人151名が参加し、盛大に春節聯歓会が行われました。

司会は劉少英北海道札幌華僑総会と胡爾西丹北海道中国会副会長でした。主催者を代表して準備委員長の北海道札幌華僑総会・陳薀剛会長が挨拶を行いました。続いて、中華人民共和国駐札幌総領事館の王根華総領事、北海道副知事の浦本元人氏、札幌市副市長の天野周治氏、北海道議会副議長の稲村久男氏、札幌市議会議長の飯島弘之氏が来賓挨拶を行いました。乾杯の発声は、北海道日中友好協会の城木信隆会長が担当し、さらに衆議院議員の道下大樹氏と荒川ゆたか氏が祝辞を述べました。また、来賓の紹介に約30分を要するほど、多くの賓客が参列しました。

宴会中には、各団体が用意した多彩な演目が披露されました。

ソプラノソロ「好運来」(北海道札幌華僑協会)
チャイナドレスショー「彩華の美」(北海道科学技術協会)
ギターとヴァイオリンによる協奏曲「ジャスミン」と「リベルタンゴ」(中国会)
女性コーラス「私と私の祖国」「里の秋」
二胡演奏「北国の春」(北海道科学技術組合)
マジックショー(中国会)
古箏演奏「ジャスミン」(北海道科学技術組合)
ボーカルソロ「幸福賛歌」(北海道科学技術組合)

最後の余興として行われた北海道中国会主催の抽選会では、陶恵栄運営委員長と申恩哲副代表を司会し、北海道中国会はカリフォルニアワイン24本、中国古井貢酒3本、そして総額20万円相当の景品が提供されました。北海道中国会の田義之会長賞、副会長賞、運営委員長賞、来賓賞、総領事賞あり、当選者は記念品が贈られ、抽選者との記念撮影も行われるなど、大いに盛り上がりました。

最後に参加者全員で集合写真を撮影しました。この撮影は、中国の著名な映画監督・張芸謀氏の専属カメラマンである張寧さんが担当。初めて開催された全北海道華僑華人による春節聯歓会の記念写真に、多くの人々の幸福と感動が記録されました。
2025-01-26