北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
美しさと力強さが織りなす神業!
3月26日、日中友好団体の招待で、北海道中国会代表田義之社長と運営委員長陶恵栄院長ふたりは、「中国雑技団 MIRACLE☆ZATSUGI」の公演を鑑賞して、さすがの本番最高レベルの「傑作選」、すべての演出に「美美美(ビビビ)」と来ました。

今回出演した中国雑技団(総勢55名)は、トップ・アクロバット・グループが世界に誇る妙技傑作選として、3月9日の名古屋から始まり、5月1日東京まで、日本32都市51ステージ開催します。

日本初披露となるポールクライミング『第九の怒濤』は、アイヴァゾフスキーの油彩画『第九の怒濤』にインスピレーションを得て、伝統的なポールクライミングに現代的なアートとアクロバットを加えた、2017年に創作された作品を公演の幕を開きました。伝統的な雑技のイメージを突破しました。3本のポールを連結し、揺らしたり、回転させたりしながら演技をします。果てしない海を畏れず、楽観的で勇敢な若者の生き方を描き、立体的な技を通して、自己への挑戦という崇高な精神力を表現しています。

看板演目ともいえるディアボロ(中国コマ)『俏花旦』(しょうかたん)は、これまで中国国内外のコンテストで金賞を受賞。最近では、2023年9月に行われた第2回国際サーカスフェスティバルでも金賞を受賞し、その美しい演技には根強い人気を誇ります。

最後は、疾風の勇者たち(原題:逐風者・バイシクル・アクロバット)、歴史を切り拓き、光り輝く者の姿を表現した作品です。お馴染みバイシクル・アートも進化した作品にアップグレード。2022年に第11回中国雑技金菊賞全国雑技大会で金賞を受賞した、ウインド・ライダーズ『逐風者』と題した作品は、「風を追う者たち」と題し、「雨にも負けず、風にも負けず、不屈の闘志で新しい時代に進む」姿をイメージしたスピード感あふれるバイシクル・アクロバットです。

ミラクル=神業ともいえる、身体の限界に迫る雑技の世界。8年ぶりに中国雑技団が来日公演、感動しました。今回の公演では、中国雑技団が誇る代表的な演目のほか、前回公演以降に創作された新作を織り交ぜた演目を「傑作選」としてお届け、中国雑技団は、世界最高峰の雑技と洗練された芸術性で、日本全国の公演に驚きと感動の大反響を呼びました。

新しい時代の雑技を追求する、ワクワクとドキドキのステージをお勧めします。

公演休憩時間で、隣に座った赴任してきた王根華中国駐札幌総領事と記念写真を収めました。
2024-03-27