北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
心に響く墨と彩の世界
10月15日(日曜日)札幌三越 本館9階 美術ギャラリーへ、友人の墨彩画家、北海道国際水墨画協会会長李鉄君さんの第2回李鉄君墨彩画展「心に響く墨と彩の世界」を鑑賞しました。

案内ハガキに掲載した作品、「輝く」はまず目に入りました。森の奥に、光が輝いて、鶴の群が左五羽(御・自分を表す)と右は八羽(八・末広ぐ)、光の輝きへ向かっている自分を末永く向かっていくイメージが受けました。ハガキより、実際の作品を見ると、感動しました。色彩の使い、全体像のイメージ、素晴らしいです。

一番大きな作品は六枚の屛風画です。力が強い・生き生きしている松と隙間に梅の花が咲いて、北海道冬を表徴する力作が、立派でした。先生の作品はいくつも赤い札がついて、購入者が決まっていました。

李先生の第一回の墨彩画展も鑑賞しました。今回は、日中平和友好条約締結45周年記念として、中華人民共和国駐札幌総領事館も後援になり、当日まで、千人以上の観覧者が行きました。その人気ぶりが分かりました。

李鉄君先生は中国ハルピン師範大学美術教育科で中国水墨画を専攻し、来日後は北海道教育大学大学院日本画研究室にて、日本画を学びました。現在、北海道国際水墨画協会会長として、数多くの教室で、生徒の指導にあたっています。伝統的技術を用いた作品や、独自の技法を融合させた作品を開拓し、墨と彩で創意に満ちた作風に、中国をはじめ日本各地で高い評価を受けています。本展では魅力的な約50点を紹介しています。最後に先生と「輝く」の作品の前で写真を収めました。

去年の中華人民共和国駐札幌総領事館主催の第一回「チャイナフェスティバル」札幌2022のイベントに、北海道中国会を代表して、書道&中国水墨画・体験&作品実演し、李先生の墨彩画を紹介しました。大変好評で、今年の第二回「チャイナフェスティバル」札幌2023も同じイベントがあり、10月22日、14:50から、「李鉄君中国水墨画実演と体験指導」があり、私は司会者として、共演します。場所は札幌市北3乗広場)「アカプラ」、参加無料です。皆さんご参加をお待ちております。
2023-10-18