北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
第57回目中国人殉難者全道慰霊祭
2022年は、日中国交正常化50周年の節目の年で、半世紀以上を続けて来た北海道の中国人殉難者慰霊祭が、新型コロナウイルスの影響を乗り越えて、予定の6月最後の日曜日、6月26日、無事で北海道後志管内仁木町・仁木町民センターで開催しました。

交流会なしの縮小慰霊祭、午後真宗大谷派北海道教区北第三組の五名の僧侶の勤行の中、参加者50名余りで焼香を行いました。その後、慰霊の言葉は仁木町町長佐藤聖一郎氏、追悼の言葉は中国人民共和国駐札幌総領事館総領事劉亜明氏(日本中国友好協会北海道支部連合会会長鴫谷節夫氏から代読)、北海道知事と議長の弔文報告もされ、挨拶は世話人代表小樽商科大学学長穴沢眞氏の代わりに、世話人の専修大学北海道短期大学元学長の寺本千名夫氏の挨拶、北海道華僑華人代表呉敦氏の順次にしました。今回は北海道大学と室蘭工業大学留学生など(6名)が参加しました。最後に慰霊太極拳は会長鴫谷節夫氏一人演出しました。

北海道中国会の運営委員長陶恵栄をはじめ、活動副委員長厳俊一家三名、会員田勇親子も参加、6名でした。

日本側の参加者には、高齢者が目立ち、学生や若者が見えていないことは、とても気になります。留学生の感想スピーチも同じ意見を話して、中日友好の課題に残っています。

慰霊祭後、留学生と一緒に、「日中不再戦友好碑」ある中国烈士園に参拝しました。修繕された烈士園は、碑文を色塗りして、明白に見え、横に郭沫若先生の「発展伝統友誼・反対侵略戦争」とサイン、印鑑まではっきり見えます。現地で犠牲した12名中国人の名前、記念碑立てるの経過記録まで、読みやすくなりました。歴史の勉強と戦争の残酷さ、平和の大事さを慰霊祭通じて、再勉強されました。
2022-06-26