北海道中国会

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中国、有人宇宙船打ち上げ=1カ月飛行、独自ステーション計画
時事通信 10月17日(月)8時40分配信

 【北京時事】中国は17日午前、有人宇宙船「神舟11号」を長征2号Fロケットで北西部の酒泉衛星発射センターから打ち上げ、予定の軌道に乗せることに成功した。9月に打ち上げた宇宙実験室「天宮2号」と軌道上でドッキング、飛行士2人が天宮に移り約1カ月にわたり各種の実験などを実施し、独自の宇宙ステーション建設に向け準備を進める。

 独自ステーションは2018年ごろから建設を始め、22年ごろの運用開始を目指す。

 日米などが参加する国際ステーションが24年に運用期限を迎えた後、中国はステーションを保有する唯一の国となる可能性があり、中国は宇宙空間の開発・利用で世界をリードする「宇宙強国」への青写真を描いている。

 中国の有人宇宙船打ち上げは03年以降、6回目。宇宙開発は軍主導で進められており、今回の男性飛行士2人も空軍パイロット出身で、うち指令長は少将の階級を持つ。

 軍事技術開発と密接に結びついた宇宙開発には、国際社会の警戒感が強く、中国は各国との協力に積極的な姿勢を強調している。有人宇宙プロジェクト弁公室の幹部は16日の記者会見で、特にロシアとの協力について「実り多い成果を上げてきた」と指摘、今後の宇宙ステーションの建設・運営でも、飛行士の訓練や技術面などの協力を深めたい意向を示した。

 中国は13年、旧ソ連、米国に次ぎ月面への探査機軟着陸に成功。共産党創立100年の21年には火星に探査車を送り込む計画を進めている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000023-jij-sctch
2016-10-18