北海道中国会

北海道と中国との文化交流、経済交流促進に努め、
北海道にいる華僑華人発展の支援及び北海道地域経済振興に寄与する
 
財界さっぽろ2018年11月号:予防医学の意識改善
財界さっぽろ2018年11月号(P81)に、北海道中国会運営委員長経営する陶氏診療院の紹介写真を掲載しました。「予防医学の最先端」でした。

医療の世界、予防と治療は両立してほしいです。西洋医学の治療医学は、私自身が博士号まで、勉強して言えることは、西洋医学では病気が出てから対症する方法論のみでした。なかなか病気の予防、未病の世界には踏み入れていないです。

西洋医学の医者の立場で、患者の病状を緩和して、健康に戻ればいい仕事とされてきました。今までの西洋医学の治療はその通りに、医者達も頑張っています。

しかし、患者の立場から、それだけの対応は足りないです。勿論、発症した病状を改善して喜んでいるけど、二度と出ないことが最終の目的でしょう。病気の発生メカニズムが分からないから、病気は「育ち」ます。その間の「努力」も、例えばタバコを毎日40本吸って、40年間やっと肺癌になり、人によっては大変なこともあるでしょう。もし、病気のメカニズムが分かれば、国民に知らせ、予防の観点から、病気にならないように、未病(未来の病気)を防ぐことが、医療と患者の最終共通の目標でしょう。

今月末、東京の第25回日本未病システム学会学術総会に未病セクションで、ポスターで演題発表します。未病の意識、予防医学の考え、国民に小学校時代から浸透すれば、健康に有害な産業、仕事をする人が少なくなるでしょう。

資本主義は地球と人類の健康を侵したところに、寿命が来るでしょう。人は資本のために生きているのではなく、健康と子孫繁栄に予防医学の意識を改善しましょう。
2018-11-01